国内旅行はもちろん 海外旅行にもでかけたいなぁ

別の記事では、主に国内線を利用することにポイントを置いて、ANA/JALの比較をしてきました。
でも、海外旅行をしたいと思っている方もきっと多いはず。
そこで今回は、国際線にポイントを置いてANA/JALの比較をしてみましょう。

路線数の違いは?

かつては「国際線のJAL」「国内線のANA」と言われた時代もありました。
JALは1953年に日本の航空会社として初めての国際線である、羽田-サンフランシスコ便の運行を開始しました。今でも「日本航空1便(JL1便)」はサンフランシスコ発羽田行きとなっていますね。その後も、JALは官民一体となって国内外に路線を伸ばしていきました。
一方、ANAは国内ローカル線を中心に順次路線を拡大し、1986年に成田-グアム便で国際線の運行を開始しました。
以前は「中国・北米はANA、ヨーロッパはJAL」とも言われていましたが、ここ数年はANAが路線数を伸ばし、国際線就航都市はJALを上回っています。

今後のJALの動きに注目

みなさんもご存じの通り、JALは2010年に経営破綻して再建を終えたばかりです。再建にあたっては、多額の公的資金投入はもちろん、銀行の債権放棄のほか、税金の面でも優遇措置が講じられました。このため、国土交通省は「破綻から再建するのに公的支援を受けたことで、航空会社間の競争環境が不適切に歪められてはいけない」として、2012年8月10日に「日本航空の企業再生への対応について」発表し、JALに対する行政指導を行いました。
「倒産した会社を立て直すために税金をつぎ込み、借金返済を免除し、さらに税金も優遇してあげたのだから、会社を立て直すことのみに専念して、好き勝手にお金を使ってはいけない」ということです。
このため、JALは新規路線の開設や新規投資ができませんでした。
先の日米航空交渉で合意した羽田発着の米国路線の割り当てに差がついたのもこのためです。
この規制が2017年3月で外れ、同年4月1日から羽田ーニューヨーク路線を開設するなど、順次路線を拡大しています。国内線・国際線ともに、JALの今後の路線展開は注目すべきところです。

加盟するアライアンスの違いは?

アライアンスとは航空連合という意味です。
世界には3大アライアンスと呼ばれる航空連合があり、国内線同様コードシェア便を運航しているほか、マイレージで獲得できる特典航空券座席を相互開放しているので、ANAやJALが就航していない都市へのフライトが可能になっています。
もちろんコードシェア便ですので、フライトマイルをANAやJALのマイレージに加算することができます。
ANAはスターアライアンス、JALはワンワールドに加盟していて、どのアライアンスに加盟しているかは、ANA/JALを選択する大きな要因ともなっています。

両社とも、アライアンスパートナー以外の提携航空会社を持っています。例えばANAの場合、アリタリア航空やガルーダインドネシア航空などアライアンスを越えた提携航空会社があります。また、オーストラリア国内はヴァージン・オーストラリア航空と提携しています。

アライアンスパートナーのラウンジが利用可能

プレミアムエコノミークラス以上の座席クラスでフライトでは、国内空港はもちろん、海外の空港でもアライアンスパートナーのラウンジを利用することができます。
また、別の記事で紹介する上級会員ステータス(ANAはプラチナ以上またはSFC会員、JALはサファイア以上またはJGC会員)の方は、普通席利用の際もラウンジの利用が可能となります。
国内線の場合は、ゴールド以上のクレジットカードを持っていれば入室できる「カードラウンジ」が存在しますし、航空会社ラウンジと言っても、ソフトドリンクの種類が多かったり、アルコールの提供があること以外はカードラウンジと大きく変わりません。最上級ラウンジではおにぎりやパンが提供されていものの、通常のラウンジではおつまみとして柿ピーが置いてあるだけです。
しかし、国際線のラウンジとなると食事も充実し、シャワールームを備えている所も多くあります。フライト前や乗り継ぎ時に食事をとったり、シャワーでリフレッシュできるのはうれしいですね。
こうした点も考慮すると、アライアンスを選ぶ=ANA/JALを選ぶということにつながってきます。

まとめ

いかがでしたか?
ANA/JALどちらを選択するかは、加盟するアライアンスのパートナー航空会社に着目して選ぶと、選択肢が拡がり、快適な旅を体験できるようになります。
よく行く国や地域をベースに、使い勝手の良いアライアンスを考えてみるといいでしょう。
また、別の記事でもご紹介しましたが、マイルの貯めやすさという点ではANAの方が有利になります。ANAでマイルを貯めて、パートナー会社のフライトで海外に出かけることも可能ですので、その点も考慮に入れて選択してください。