利用機会の多い羽田空港。搭乗するまでの時間をゆっくりくつろぐために空港内にあるカードラウンジを利用しましょう。
空港には、大きく2つのラウンジがあります。
1つは、航空会社(ANAやJALなど)が運営する、航空会社のラウンジ。
もう1つは、各クレジットカード会社が共同で運営する、カードラウンジです。
航空会社ラウンジに入るための条件はカードラウンジよりも厳しく、プレミアムクラスの搭乗券を持っていたり、搭乗回数×搭乗距離を重ねて上級会員になる必要があります。
航空会社のラウンジと比べてカードラウンジであれば条件は緩く、利用料金を払えば誰でも入ることができます。
また、いわゆる「ゴールドカード」を持っていれば、その特典として無料で入ることができます。
実際、カードラウンジに入る方は、利用料金を支払う方よりも、クレジットカードの特典として無料で利用される方がほとんどでしょう。
館内には、フリードリンクや、雑誌、充電器、ゆったりとしたソファはもちろん、窓から飛行機が見えるなど居心地は抜群です。
コンテンツ
羽田空港カードラウンジを利用可能なクレジットカード
下記カードと当日の搭乗内容が確認できる搭乗券または控え等の提示で、無料で利用できます。
※シャワーのあるラウンジでは、別途1,080円でシャワーを利用することができます。
※同伴者は有料となります。(アメリカン・エキスプレスカードとポルシェカードのみ、当日の搭乗内容が確認できるものを提示すれば、同伴者1名まで無料となります。)
第1旅客ターミナル エアポートラウンジ
エアポートラウンジ(中央)1F 一般エリア | ||
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羽田空港 国内線 第1ターミナル1階の到着ロビーにあるラウンジで、保安検査を通過する前と到着後に利用できます。 やや狭めですが、シャワーが付いているので搭乗前にすっきりしたいときは便利です。ジュース類やコーヒー、温かいお茶がフリードリンクでいただけます。 | ||
![]() | 営業時間 | 6:00~20:00(シャワー受付時間19:30まで) |
料金(税込価格) | ラウンジ&化粧室/ フリードリンクサービス(ソフトドリンクのみ) 1名様 1,080円 4歳~12歳 540円 0歳~3歳 無料 ラウンジ&化粧室&シャワー/ フリードリンクサービス(ソフトドリンクのみ) 1名様 2,160円 4歳~12歳 1,620円 0歳~3歳 1,080円 |
エアポートラウンジ(北)2F ゲートエリア内 | ||
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第1ターミナルで保安検査場通過後の、2階のゲートエリア内16番搭乗口の近くにあるラウンジです。 到着ロビーにあるラウンジとは違い、かなり広くゆったりとしたソファーや大きいテーブル、そして窓越しからは旅客機を眺めることができます。 ソフトドリンクやパンなどのセルフサービスコーナー、Wifi、雑誌・新聞コーナーが利用できます。 プライベートやビジネスにおいて出発時間までの間、充実した時間を過ごせます。 | ||
![]() | 営業時間 | 6:00~20:30 |
料金(税込価格) | ラウンジ/ フリードリンクサービス(ソフトドリンクのみ) 1名様 1,080円 4歳~12歳 540円 0歳~3歳 無料 |
エアポートラウンジ(南)2F ゲートエリア内 | ||
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第1ターミナルで保安検査場通過後の、2階のゲートエリア内8番搭乗口近くにあるラウンジです。 中に入ると広々としていてソファー席もたくさんあります。窓越しからは国内線の旅客機はもちろん、天気がよければ国際線ターミナルから飛び立つ他国の旅客機を眺めることができます。 ソフトドリンクやパンなどのセルフサービスコーナー、Wifi、雑誌・新聞コーナーが利用できます。 朝の時間帯は、クロワッサンやベーグルが用意されているのがうれしいところです。 | ||
![]() | 営業時間 | 6:00~21:00 |
料金(税込価格) | ラウンジ/ フリードリンクサービス(ソフトドリンクのみ) 1名様 1,080円 4歳~12歳 540円 0歳~3歳 無料 |
カードラウンジ利用のメリット
カードラウンジは、航空会社ラウンジと比べればサービス内容は劣ります。
しかし、窓も無い、飲み物も無い、雑誌も新聞も何も無いようなJR新幹線の待合室と比べたらはるかに良いものです。
「待合室」と「ラウンジ」の違いでしょうが、こうしたラウンジサービスは鉄道にはほとんどありません。東京駅に「ビューゴールドラウンジ」がある程度でしょうか。しかもビューゴールドラウンジは、ビューゴールドプラスカードの所有に加え、グリーン席利用が条件となっているので、普通車に乗車する場合には利用できません。
室内が静か
カードラウンジの利用には、主にゴールドカードなどある程度の年会費が必要なカードを所有している方か、それらのカードが無ければ1,000円程度の支払いが必要であり、入室にそれなりのハードルがあるためでしょうか。
ラウンジの中は静かです。
子供連れの方も時々居ますが、うるさく騒いでいたことはほとんどありません。
なお、ラウンジ内が静かな理由のひとつでもありますが、ラウンジ内には搭乗に関するアナウンス・放送が流れませんので、乗り遅れないよう注意が必要です。
フリードリンク
ファミレスのドリンクバーのようなフルードリンクコーナーがあります。
羽田のカードラウンジにはアルコールは置かれていませんが、コーヒー類やウーロン茶、炭酸飲料などは置かれています。
ちょっとした息抜きとして、フリードリンクがあるのはいいですね。
ゆったりできる
室内が静かで、フリードリンクがあり、雑誌や新聞も置かれているカードラウンジ。
ソファーもゆったり座れるものなので、ゆったりとできます。
新しい新幹線が開通すると、雑誌やウェブのニュースなどで、「新幹線 VS 飛行機 早いのはどちら」のような比較がされることがあります。
しかし、「空港でゆったりとした時間を過ごしたい」という思いになると、移動にかかる総時間以外の理由から、空路を使いたくなるのではないでしょうか。
東京 → 大阪でも、乗っている時間自体は飛行機の方が新幹線の半分以下で済むので、体も疲れにくくなります。
朝の時間帯はパン類あり
羽田空港のクレジットカードラウンジでは、朝の時間にクロワッサンやベーグル、デニッシュ、蒸しパンなどのパン類が提供されます。
パン類は、原則1人2個までと限定されますので、若い方には物足りないかも知れませんね。(笑)
どのような物が提供されるのかは、日によって異なります。
電源がある
最近はスマートフォンをお持ちの方が多いと思いますが、画面の大きさが大きくなることに伴い、バッテリーの減りも早くなっています。充電器を持ち歩いている方も多いかと思われますが、コンセントが無ければもちろん充電できません。
カードラウンジには、PCの利用やスマートフォンの充電のため電源が設けられている席があります。
ちょっとしたパソコンでの作業、スマートフォンの充電のため、電源があるのは助かります。
POWER LOUNGE NORTHには、全席にコンセントだけでなく、USBも設置されています。
トイレが綺麗
ラウンジの中にはトイレが設けられています。
羽田空港は「世界で最も清潔な空港」に何度も選ばれているほど綺麗な空港で、ロビーなどにあるトイレも綺麗で清潔な空間が提供されていますが、ラウンジ内のトイレはさらに高級感のある色調を持ち、ゆったりとした空間になっています。